半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Bob Mintzer "Big Band Trane"

Big Band Traneアーティスト: Bob Mintzer出版社/メーカー: Digital Music Prod発売日: 1998/04/07メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見るコンテンポラリー・ビッグバンドであるBob Mintzerの、全然有名じゃない一枚。 ハーモニーに関…

Birdlanders featuring J.J.Johnson and Al Cohn

フレッシュサウンドレコーズ。 おそらく7年以上前、神戸の三宮にあったMr.Jacketsで買った、ような気がする。CD棚をリストラする際に処分。 どちらかというと中間派というべきなのだろうか、エッジの立ってない眠い音質に、WestともEastともつかない、リズ…

One Day ACUVUE

CM

コンタクトレンズのCMなのに、メガネを掛けている時の顔の方がどきどきするのはどういうわけだ。 新しいCMもそうだ。 でも一番いいのはティーンズ編かなあ。このまえ東京に行ったとき、メガネの女性が沢山いて驚いた。一言で言えばトミーフェブラリー的なメ…

Earth, Wind and Fire "Millenium"

これは、まだ学生の時に神戸の中古レコード屋(多分、さんちかのりずむぼっくすだったと思う)で買ったもの。CD棚の処分をしており、コピーがてら聴く。 EWFの神通力がなくなってからの一枚。全体的にしっとりした感じのいわゆる「ブラック・コンテンポラリ…

高橋源一郎『日本文学盛衰史』

バイトが終わって、新幹線のお供に駅で購入。 感想。なんじゃこりゃ。うわーなんじゃこりゃ。 太陽にほえろの松田優作ばりに叫んでしまった。読了。ふむふむ。 19世紀の文学者の小説なのに、『たまごっち』とか『伝言ダイアル』とかガジェットに現代のものが…

つづき。

Misia あらため、マトリョーシカとでもすればいいのではないのか、あの服は。 Misiaだってもともとはスラブ系の名前だし。

Gary McFarland "The in Sound"

超脱力半ポップスジャズ。 やっぱええわー。 大の大人が(バークリー留学中のナベサダとかなんやけど)パパパーとかいう脱力スキャットでメロディーライン。音はスッカスカ(もちろんいい意味で)。なんか仕事チックなボブ、ブルックマイヤー。

ゲド戦記外伝

やっと買った! 書かれている世界が、生々しい実在感を伴うから、読み出すとまるで世界の中にいるかのような気分にさせられる。って「はてしない物語」の中で書かれているファンタジー世界のようだが。 ゲド戦記のすごさは、4巻以降、今まで物語の中心であ…

どうして

Misiaはあんなイカの着ぐるみのような服を好んで着ているのだろうか。

今福龍太『クレオール主義』

一人の人間が一生をかけてなした端正な仕事をあっさりと読み散らすというのも一つの加虐的な喜び。 買ってみて一年くらい経つが、今ひとつ読み切れていなかったので再読。やはり、全貌が把握しにくい。もっとも、この間ケン・バーンズ ジャズを見たことで、…

Idee シリーズ

CDコレクターとしては、こういうコンピレーションアルバムって本当は手を出すべきではないのですが…… Orange Pekoe推薦とみて、思わず買ってしまう。内容的にもやや古めのBrazilian Sound。 実際こういうコンピレーション、最近は本当にバカにできない。Braz…

Caetano Veloso "Foreign Sound"

ブラジルの御大カエターノ・ベローソ様がいろんなスタンダードを歌っている一枚。 う〜ん。微妙…… よく考えたらカエターノ・ベローソの良さはオリジナル曲の良さなわけで、スタンダードなど歌わせては、ただのおっさん歌手なのではないかと思ったりもしてし…

筒井康隆『ジャズ小説』

ジャズ、(もっと具体的に言うとジャズ業界のこと)を題材にしたオムニバス小説。多面体というか、統一感がない。逆に読み手によって感銘を受ける話がばらばらである。読み手の読む時期によっても全然異なるのではないか。 「ああ。ああ。あんな人がこの世の…

Earth, Wind & Fire "Eternal Vision"

DVD。ライブ映像とビデオクリップ。 この人達の踊りというか動きはいつも気になっていたのだけれど、やはりこれを見て確信。みんな心の赴くままに動いてるだけだわ。小学生の自由連想舞踏と同じ。ライブとかだったら、みんながそこかしこで蠢いていて、なん…

山本七平『日本はなぜ敗れるのか』

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条 (角川oneテーマ21)作者: 山本七平出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2004/03/10メディア: 新書購入: 9人 クリック: 75回この商品を含むブログ (102件) を見る うーん、暗い気持ちに。 小松氏という人の書…

oliver nelson "More Blues and the Abstract truth"

これも広島クレドにて購入。紙ジャケに惹かれる。 紙ジャケ、僕にはそんなに良さがわからないんですが、細いので場所をとらないのがいいです。CDは綺麗に収納できる限界をとっくに超えてますので。少なく見積もっても400枚。 基本的には「ブルースの真実」と…

Benny Golson & Curtis Fuller "The Legend of Jazz Club"

広島のクレドのHMVが閉店セールをしていた。40%offで購入。そうでなければ購入するものか。 1998年録音なので、もう老境にさしかかった二人が円熟のあるプレイを聴かせてくれる……といいたいが、選曲はCherokee、Confirmation、Ornithologyとか、全然円熟しよ…

塊魂

あ〜現実世界を浸食するー 本サイト で長々と書いてはいたが、書き残した事と言えば、BGMもよいです。適度に人を食った歌詞。歌詞?そう歌詞。 あと、これまた適度に人を食ったゲーム世界。最初は伊藤ガビンプロデュースかと思っちゃいましたが。 Dont Worry…

つじあやの『Cover Girl』

Blogでいろいろすすめられているので。 一言でいえば「こんな声の彼女がいたらなぁ」 ストレートで虚飾のない歌い方。あまり歌い上げたり無用なビブラートをかけたりせず、情緒的でないのはボサノバの唄い方と一脈通ずるところがあるが、しかしそこはかとな…

ドナルド・キーン『碧い目の太郎冠者』

古本屋に処分するために再読。 アメリカ人であるが、ぶつぶつと日本紀行でいわゆる「外人」に対する日本人の態度に、陰気な愚痴を繰り延べている様は、英国人的気質を想像させる。もっともキーン氏はそういうステレオタイプのアメリカ人像は、進駐軍として来…

青空なのに……

ウチ主催の学会の手伝い。うへぇ。

安部公房『人間そっくり』

また、当直先で読み逃した。これで3回目。 どうもこの本、つるっと読めないのである。途中で引っかかる。 ということで携行し、バイト帰りのフィットネスでエアロバイク漕ぎながら読了。これほどこの小説に似合わない環境もあるまい。まったく汗が似合わな…

ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』

これは10日ばかり前に古本屋で購入。みすず書房がいわゆる新古本店で売られているのはめずらしい。もっとも、この本はみすず書房のなかでも一番部数が出ている方ではないかと思う。 アウシュビッツの強制収容所における体験記録。作者が心理学の教授だけあっ…

Earth, wind & fire "Shining Stars"

極彩色ソウルユニットのEWF公式ヒストリーDVD 東京に行った折、中古で売られてた。 泣いたー。 いわゆる純粋なR&B時代から、バンド結成までの苦労、一皮むけて行くまで、ヒット曲連発、天下、そして綻びと疲弊、解散。 印象に残ったのはやはりリーダーのモー…

この二三日で道中読んだ本など。

原田宗典『我が輩は苦手である』 爆笑問題『爆笑問題とウルトラ7』 中沢新一『三万年の死の教え』 吉行淳之介『悪い夏・花束』 黒田硫黄『映画!毛が三本』 藤沢晃治『電車で覚えるビジネス英文作成術』 カート・ヴォネガット・Jr『プレイヤー・ピアノ』 フ…

学会疲労。なにもしていないっちゃあいないのだが。

ドラマ『弟』長瀬智也が若き日の石原裕次郎役で

やっぱり顔のでかさで選ばれたんだろうか。あ、あと背の高さと。 あと、若い日の夫人役に仲間由紀恵というのは、生きている人に配慮しすぎてない?言い過ぎ?