2025年振り返りで書いたのだけれど、ゆる言語学ラジオで紹介されていたので読んでみた。
うん、面白い!
マンションの広告についてるキャプション、
いわゆるマンションポエムであるが、これを計1800件分くらい集積し、解析した方の本。
研究、というのとはちょっと違う。が、データ集積は論文レベル。ただ、論考などはいわゆるサイエンティフィックライティングとも少し違う。不思議な読み味。
なぜ、マンションポエムにはマンションそのものに関する言及が少なく、立地についてしか語らないのか。
視点がかなり斬新で、学術論文にはない含蓄と共感がある。
惜しむらくは電子書籍としてはそのまま画像化されていてテキスト化していないため、ハイライトなどのマークができない事。
ハイライト入れられたなら、かなりあちこちに入ったような気がする。
どこからどこまでが東京かアンケート、災害で交通機関が止まった時にどういう経路で帰ったかとかのリアルなデータ、マンションポエムの前身である集合住宅の広告の歴史など、広く深く語られていて、かなり読み応えのある素晴らしい調査本ではあった。
ゆる言語学ラジオではこの大山さんの著作が短期間に何作もdigられていて、他のも読んでみたくなった。
