あんまり売れていない漫画家が、離婚をきっかけに家を引き払い、車中泊で旅をするようになった話。
タイトルそのまんまの作品。
コロナ禍を契機にアウトドアとか、キャンプというものに一方ならず興味を出したわけだけれど、車中泊も興味がある。
しかし、まとまった時間が取れない。既婚・定住職あり。
漂泊生活は望むべくもない。
最近は漫画もタブレットで描画するし、原稿もデータで送れるので、どこでも生活しようと思えばできるご時世ではある。
もちろんQOLからいえば、仕事のオフィス環境、机とかお椅子を凝るのが常道だろうけれど*1、さっぱり座り姿勢のQOLを割り切り、ノマド生活の自由さ選ぶのも、これまたライフスタイルではある。
漫画家で漂泊生活を敢えて行った人としては、こんなのが思い浮かぶ。
halfboileddoc.hatenablog.com
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しかし離婚を契機に車中泊生活というのは、まあ「お気持ちわかりますけど…」感はあるね。
こういう漂泊生活は、世の男性の憧れといえば憧れであろう（僕も正直結構憧れる）。
独身生活を謳歌ならでは。
けど、妻側から離婚を切り出されて…というショックに、なんらかの落とし所、意味とか必然性を求める行動ではある。
なかなかつらい。
その辺のしんどさを、車中泊で日本中を旅というミッションを強制的に作り出して乗り切っているのだろうとは思う。
旅というのは、内省の外部化なのだ。
*1:売れっ子漫画家の仕事場拝見、みたいな記事ありますよね。あれ、自室にこだわるオッサン向けでもあるけど、漫画の人たちにとっては垂涎の的なんだろうな
