- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/06/09
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理不尽な通り魔殺人を犯し、消えた犯人。その足取りは不明であるが、3つの場面で、ささやかな生活を営む人達のもとに、ふらりとあらわれる三人の男。犯人は誰なのか――
みたいな感じでしたが、導入部分で、刑事、三つの場面の登場人物が登場し、並列して話が進んでいくので、やや序盤は攻めあぐねた。中盤から後半にかけては怒涛の展開。
感動?というのとも違うが、心に迫るものもありつつ、後味の悪さ、みたいなものも感じつつ。
俺、この世界には住みたくないな。