三浦大知が紅白にでていた。
というか、2−3年前から音楽活動も再びトップシーンに浮上していたわけだが、ようやく紅白にでるレベルのポピュラリティになったことが、懐かしくも嬉しくもあった。
おじさんの私は何を隠そうFolder時代からの三浦大知が結構好きだった。
形態としては、キッズグループの、最年少の男の子のセンターボーカル。ジャクソン5で言えば、マイケルの立ち位置そのもの。ジャクソン・ファイブ好きとしては、当然そりゃ好きになるでしょ。
しかしその重責に違わぬ、ダンスと歌唱力は、ただならぬ将来性を感じたものだが、同時に(今でもそうだが)少し眠たげなまぶたと、日野日出志感も醸し出す見るものを少し不安にさせる個性的なルックスは少し課題だよなと思ったりもした。
しかし、変声期にFolderを外れ、ガールズユニットとしてFolder 5は残るが、満島ひかりを残した以外は大きな意義もなく活動を終え、三浦大知は一時シーンから外れる。その後じわじわと知名度をあげつつシーン再登場し、今に至る。グループ脱退とソロの再登場は、マイケル・ジャクソンの足跡とある種共通点もあるが、まあ何しろすごい人だなと思います。
私は R&Bやヒップホップは自分でやらないので、そんなには聴かない。音楽としてはあまり馴染みはないのですが、まあしかし幼少期からの、圧倒的な光の中にいても少しだけ闇を感じさせるルックスを引きずりながら、どこまでスターダムに上っていくのか。そしてもしスターダムに上っていった時に、マイケルのネバーランドみたいな変な方向にいってしまやしないか。
めったにカラオケとかでも歌いませんが、Glory Gloryすきでした。