- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/07/20
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個人的な経験でいうと、一作目は小説が先行だった。そのあとTVドラマが出て、観た。制作費もかかった豪華キャストのドラマで、楽しんで観たような記憶がある。吉川晃司みたいな間をとる無口な上司の威圧感たるや半端ないなあとは思いましたが。
「存在そのものがパワハラ」みたいなね。
財前さん(劇中の吉川晃司の役名)は結構いい人だけどね。
今回は3作目。バルブ製作会社の佃製作所。ロケットエンジンバルブの受注先である帝国重工のロケット開発事業が業績悪化のためプロジェクト打ち切りとなるため、新規のマーケット開発が急務となる。そこで、関連事業ともいえるトランスミッション分野へ参入することを決める。
そこで出くわすのが佃製作所よりもさらに新興のファブレスカンパニーのギアゴースト……
今回はギアゴーストの人たちと、そこでの開発模様が舞台となった。
特許裁判や資本提携、元請け下請けの関係性など、いわゆる経済小説として飽きさせず話は進むわけだが……
読了して、気づく。
佃製作所!
なんかいろいろあったし面白かったけど、今回の話を通じて、会社に何の進展もなかったよ!
大丈夫?