オススメ度 90点
設問の個数が多いのは唯一の弱点度 100点
- 作者: 坪田信貴
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9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係 (PHP文庫)
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職場の人間関係のMatchingに関するツールというのは色々あるわけです。
世界的に有名なのはMTBI(Myers-Briggs Type Indicator)というやつ。
ちなみに地元で躍進した有名なスーパーでは「霊長類4分類」というので、全職員を診断し、チーム作りに役立てているとか。
我々もそういうのをなにかできないかと思い、「ビリギャル」で有名な坪田氏が提唱している9タイプ診断、そしてその9タイプの源流となるエニアグラムの本に行き着いた。
一読すればいいと思うが、基本的にはこれは自己分析・自己省察のためのものと考えればいい。
いわゆる性格診断というよりは、自分の優先順位を、どこに依拠しているのか、思考なのか感情なのか本能なのか、でわけているらしい。
まあ、どの社会でもこの9タイプは均等に存在する、ということを言っているが、それはどうだろうか。
坪田氏の9タイプは、厳密にいうと「エニアグラム」とは異なるようだが、思想としての厳密性よりも「使いやすさ」を優先しているのでとりまわしがよい。エニアグラムの9タイプと、坪田氏の9タイプは、番号とかその辺は共用でやっている。
うちの職場でもこれをやり始めており、現在500人中70-80人くらいがこれをやっている。
医療機関という特性からなのか、当グループでは、「献身家」(タイプ2)・「堅実家」(タイプ6)がやたらと多かった。
私はタイプ5=研究者タイプだった。なんだ、そうか。
hanjukudoctor.hatenablog.com
こういうエントリは、タイプ5ならではの心情に基づいて書かれていたわけだ。