- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1978/12/19
- メディア: 文庫
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だいぶん昔のだと思うんだけど、紙は焼けていて、端っこの方はちょっと茶色い染みがあり、開くるとちょっとカビ臭い。埃っぽい本って、なぜか手がさらさらするんですよね。埃が手の水分や脂分を吸うんだろうか。
そんなだから、飯作りながら読んでたんだけど、料理に手を付ける時、手をいちいち洗おうか非常に迷いました。本持った手でそのまま食材をいらうときちゃない感じがしたので。
多分、本の実際の汚れもだし、内容的にも、ね。
飯作りながら読む本じゃないよな。
うどんをゆがいて水洗いするときだけは、さすがによく洗いました。
話はさっぱりかわるけど、例えば独身男が行くような御飯屋には漫画とかがたくさんおいてあります。ラーメン屋とか。ああいうところにある『実験人形ダミーオスカー』と『クライング・フリーマン』は解せない。とても、飯食いながら、読む内容ではない。もちろん食後でもない。でも結構置いてある。ダミーオスカーなんて、そんなところで切れ切れに読んだけど、結末はどうなっていたんだろうか。
しかし今となっては、村上龍のこの題名、大喜利のネタのようでありますな。
「限りなく### に近い ###」さて、何?みたいな。