半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

Clementine "30℃"

30℃

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四月ほど前だっただろうか、神戸に遊びに行った折、元町のvis-a-visというところで夕食を食べたのだが、その時にClementineの「おおシャンゼリゼ」が掛かった。ラテンというかサルサバージョンで大変に感銘を受けたので、元ネタをネットで探して注文。

 Clementine、自分のような「Jazz研育ち」の人間にとっては、選曲のうまさ、取り上げた曲のサウンドの処理の仕方など、参考になるのだが、何しろ出ているアルバムが多く、揃えようとするのも大変なので買ったアルバムに大きな失敗がないにも関わらず、途中やみになってしまっている。実際、何やってもクレモンティーヌだから。

何やってもクレモンティーヌ
自由律俳句のようではある。

 そういう「ネタ」的な聴き方をせず、ただだらっと聴く分には、どれもこれも同じに聞こえてしまうのは、多分Clementineの人徳。まさしく何やってもクレモンティーヌ

それからこのジャケは、みようによっては「ココリコ田中」の女装にみえなくもない。ということは瀬戸カトリーヌでもあるということである。