松尾スズキ『ぬるーい地獄の歩き方』

ぬるーい地獄の歩き方 (文春文庫)

なんとなく旅先のヴィレッジバンガードで購入。
いじめとか、若はげとか､子役、とか、微妙にしょっぱいシチュエーション＝ぬるい地獄略してヌルジゴについて書き連ねた対談集。対談相手は、ヌルジゴの住人。
対談も、きっちりと取材をしたように見える回もあれば、それ、あんたの劇団におるやつやん！というお手盛り感ただよう、超安直な回もあり、そこはかとないだらしなさ、それもぬるさの一つなのではないかと思うわけです。

昆布漁の話はかなり面白かった。

ちなみに、今の僕の立場「医学部の臨床系講座の基礎チーム大学院生」というのもヌルジゴに入れてもいいように思われる。