オススメ度 70点
でもまだサウナの快楽には足を踏み入れないの 100点
マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)
- 作者: タナカカツキ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/01/22
- メディア: コミック
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以前に「サ道」という本も上梓しておられたタナカカツキ氏。
タナカカツキといえば「バカはサイレンで泣く」ことバカサイ、からの派生「バカドリル」で一斉風靡した人物だ。
今でも天久聖一、タナカカツキとか、バカサイ一派のやつは読んでしまうよな。
* * *
サウナに関して言えば、僕はこの本にあるような形で、快楽を得るところまでひたったことがない。
スポーツジムにあるサウナを少し試した程度だ(くつろぐスペースがない)
夜は結構忙しいしね。
繁華街の喧騒が乏しい地方都市において、夜出歩くのは12時まで、と決めていると、サウナで数時間を過ごすというのはちょっと難しいのだ。
都会に出張に行った時に、試してみればいいのかな?
でも、都会の繁華街にあるサウナって、アスファルトジャングル間半端ないじゃないですか…
この本で描かれているように、脳内麻薬がドバドバでるような気持ち良さがあるのなら、体験してみたいような気はする。
タナカカツキ氏は、こういうサウナ啓発活動が認められ、「公益社団法人日本サウナ・スパ協会」の公式サウナ大使だそうな。
とりあえず本を読んで「ととのいました」というタームが、自分の語彙の中に、そっと割り込んで、使うようになってしまった。
漫画は、だんだん登場人物の背景も見えてきて、物語として走り出しそうで走り出さないところが面白い。
SPA世代といいますか、団塊ジュニア世代って、おじさんになりきれない若者にも混じれないっていう年代だと思います。
この世代のアイコンであるダウンタウン松本のワークアウト。
タナカカツキ氏のサウナへの誘いといい、年相応の親父作法をインストールされつつあるような気がする。
(いやまあ自分がそうなだけなのだが。一般化する悪い癖。)