『常識を疑うことから始めよう』

あれまあ、1日空いてしまった…（正確には6/2予約投稿していたつもりだったが、日付を間違えていました）
オススメ度　70点
ちょっとフワっとしている度　80点

常識を疑うことから始めよう (Sanctuary books)

自己啓発ぽい話。

常識を疑い、思考に補助線を引こうという本。
悪い話ではないし、読むと元気がでてくるのは確か。
この手の挿話の連続で、硬直化した思考から、一度離れる思考のフレームワークをすすめているが、
・すぐ読める
・具体的な方法論に富んでいるわけではない。
のが、読みやすい反面、深みに欠ける読み味にはなる。どうしても構築的な文章ではないから。

（以下、印象的な部分）

• 最高の作品を作る時間配分　1％のひらめき、9%の努力、90%の正当化
• 性格は、変えずに増やす。性格とは他人との関係性で生まれるもの。イチイチ捨てなくていい。
• 大リーガーのイチロー選手が言ったとおり「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道」

理論的でもないし、構築的でもない本だが、
読むと、ふわっと元気でてくるタイプの本だ。

プレデターシンキング/略奪思考　欲しいものはすべて「誰かのもの」

トム・ピーターズのサラリーマン大逆襲作戦〈2〉セクシープロジェクトで差をつけろ!

とかが、読み味としては似ているかな？どうだろう。