半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

Asics Run Walking

オススメ度 100点

(これは一例としてあげただけで、自分が買ったのはこれではありませんでしたが)

気がつくと、当方44歳。来年はなんとアラフィフである。
おじさんはファッションに無頓着になりがちであるが、無頓着すぎてもいけない。
私のおじさん史は、革靴をいかに我慢するか、の歴史であった。

hanjukudoctor.hatenablog.com

これ書いたのが4年前。今は

  • 基本的にはジャケパン
  • 学会でも、発表とかない時はスニーカー。発表ある時は革靴を履く

のコードでやっているわけなんですけど、上下揃いのスーツの時にはやはりスニーカー丸出し感は、今ひとつしっくりこない。
上下ともジャージー素材とか、トラベルセットアップとかならスニーカーむしろOKなんですけど、クラシカルなスーツにスニーカーはやっぱりちょっとなあ…と思うわけですよ。かといって、革靴はやっぱしんどい。

ということをSNSで喋っていたら、「さっさとAsics Walkingに行け」という意見がありました。
Asics Walkingの存在も知っていましたが、「色が黒くてディテールが革靴っぽくしただけのスニーカーやん」と思ってましたけど、最近のAsics Run Walking ってシリーズは、見た目普通の革靴なんですね…
早速、学会の合間に行ってきました。新宿だったので、京王モールにあるお店に。

* * *

お店で、足を計測してくれるサービスがいいですね。
なおかつ、足の「アタリ」(具体的にカーブの頂点にある骨の位置と角度など)をしっかりとフィッティングしてくれるわけで、理詰めで足にあっている、あっていないを判断してくれるので、非常にありがたいです。

どうやら私の足はハイアーチ型。幅は2Eで、甲もやや高い。足のアーチは車のサスペンションみたいな機能を果たすわけですが*1、ハイアーチはサスペンションの可動が少ない。その結果衝撃に弱いのでクッション性のある靴を選んでいるということだった。へー。
というわけで、一足買いました。*2
いやホンマ、みため普通の革靴です。
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履き心地はというと、やっぱり足の裏のクッションはめっちゃ効いていて、楽です。
ただし、表側は革靴なので、足関節そのものの可動性はやっぱり革靴のそれですから、スニーカーよりは固い。*3でも、長時間歩いても、足の裏の痛さはかなり少ないと思いました。

* * *

裏地まで革の革靴を、自転車でいうロードレーサーだとすると、Asics Run Walkingは、サスペンションがついたクロスバイク
衝撃はだいぶ緩和されるけど、でもマウンテンバイクよりは固いよ、って感じです。
出張ランはちょっとできないですね。でも歩くのが多い時には随分助かります。

びっくりするのが、デザイン。
本当、普通の革靴とみわけがつかないです。
超高級革靴の世界、ビスポークとかに実はやや興味はありましたけど、でも痛い靴は、日常で使うことはできませんからね。
自分にはこれがあっているような気がする。

*1:車風に考えると、トラックとかで使われている板バネですな

*2:WR813Rという型番になります

*3:特に最近はニット系のスニーカーを好んで履いていたので、それに比べるとやはり随分硬さがあります