- アーティスト: ハナレグミ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2011/09/07
- メディア: CD
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ソロギターの、非常にハナレグミらしいプリミティブなところと、『ハナレグミ一派』とでもいえる人達の、割と雑駁なセッションっぽい感じと、奇妙な混在を見せる作品。いずれにしろ生音感の強いアルバムだと思います。
ベクトルとしては、一作目に近い。
しかし、「あいのわ」と比べると、どこか「閉じた感じ」を抱いてしまうのは、単に『あいのわ』好きのわたしの欲目なのだろうか。ハナレグミらしさに淫しすぎている、というかね。
(あいのわ、は少し外向きな匂いがしたんですよ)。
だからこその『天国さん』とかの、非常にハナレグミらしい曲は、とことんいい。
が、「オアシス」とか、「か!た!!かたち!!!」とかは、こういうの嫌いじゃない、と思いつつも、ちょっと受け入れられない自分もあり。オアシスのPVは、なんか悪い意味でため息がでてしまうのです。
オーバーファンクという言葉がありますけど、このアルバムはちょっとオーバーハナレグミなんですよ。
前作から引き続いてですが、ホーンセクションとのすり合わせは非常にいいと思います。アレンジがいいのでしょうか?
あと、僕はやっぱりウェリントンタイプのメガネが好きではないんだなということを自分で再確認しました。これは単純に好みですけれども。
あーあと、嫁とかは車載HDDに落とす時に、か!た!!かたち!!!だけ抜いて入れてました。ああいうの、子供がすぐ真似するから。子供って、言葉遊びみたいなやつ、ものっそい敏感だからね。そういえばあのファンクベースリズム、ちょっとヒゲダンス的な感じでもありますね。べろべろに酔っていたら、この曲最高なんだけど。