- アーティスト: カーメン・マクレエ,ドン・アブニー,ジョー・ベンジャミン,チャーリー・スミス,フランク・ハンター&オーケストラ
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2003/04/23
- メディア: CD
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カーメン・マクレエは今まで持っていなかったのだ。
駅前にワゴン・セールの中古CD屋(ブックオフなどの新古店を除けば、この街にはいわゆる中古CD屋さんがないのです)が来ていたので、買わないとなんか悪いような気がして*1持っていない人の盤を一枚買ってみようと思った。
それにしてもあのワゴンセールはBest1200という廉価ベストCDの新古を1000円で売っているのはいかがかと思いましたよ。
このCDは全曲バラードで、どれも、割とあっさり歌ってます。
カーメン・マクレエは、ストレート過ぎるほどストレートに歌う人です*2。あまりへんてこなビブラートをしたりとか、妙ちきりんなフェイクをしたりというのがない。一見素っ気ない印象さえあるのですけれども、逆に確かな歌唱力というものを感じます。楽器でバラードを演奏する時も、こういう風に素直に音を出し、表現するのは難しいんです。少なくとも僕にとっては。
弱い犬ほどよく吠えるというか、格闘ゲームとかでも、下手な人はばたばたわけもわからずボタンを無茶押しするわけですけれども、上手い人はむしろあまり無駄なボタンは押さないですよね。スカスカの空間を怖れない。カーメン・マクレエの唄い方は、そんな格闘ゲーム上級者に通ずる感じがあります。