おススメ度 100点
ハイスコアガール(10)(完) (ビッグガンガンコミックススーパー)
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2019/03/25
- メディア: コミック
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色々あって、一時期連載も途絶えていたこの作品、堂々の完結。
笑ってくれや
日高…俺の…
人の心に鈍感だったツケが
まわって
きちまったんだ
押切先生、お世辞にも絵がうまいとは思えないが、氏の描く女性には、彼が女性に対する憧憬のような情念が込められているのだろうか、大変に魅力的である。
とりあえず色々あったストーリーは、最後、斜に構えることなく堂々と愛を受け止めて完結。
こんなにストレートな終わり方なのか、と驚きさえした。
ここまでくる道のりは並大抵の困難ではなかったと思うので、
いやほんとよかったっすよね押切先生、といいたいですね。
個人的には主人公のお母さん、大野晶の姉が好き。
『狭い世界のアイデンティティ』3
- 作者: 押切蓮介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/02/22
- メディア: コミック
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これは、漫画を題材にしている漫画。
漫画×格闘、いや、リアルバウトを目指してるわけじゃないから、漫画×格闘ゲームってことか。
だから読み味が地続きな感じなんだね。
出版業界のタブーとか露悪的な部分を出しつつ、フィクションとノンフィクションのあわいを、フィクション側に振り切りつつ、話は進む。
これ、編集部とか、漫画業界ではめちゃ受けているんだろうな。
『燃えよペン』以上に問題作だけど、まあ面白い。
あと、二線級の漫画家に対する描写が容赦なさすぎ。