オススメ度 100点
じゃけー!度 100点
ちょっと前のTokyo Jazzで話題になったユニット。
今や紅白でトリをつとめる実力派歌手 MISIA。
甲南大学出身、渡米しNYで活躍。今やブルーノートと契約し活動する新進気鋭のトランペッター黒田卓也がコラボ。
黒田がMISIAの楽曲をアレンジ。
海外のお仲間をひっさげて、レコーディグ、そしてライブ。
僕は初回限定版でBlu Rayのライブ映像版付のやつを買った。
サウンドは、まーかっこいい。
「なんちゃってジャズ」ではなくて、がっつりジャズ。
ジャズというか、Hip-HopとかR&B、ラテンやサルサの要素もありカラフルなサウンド。
2019年時点でのNYの音楽シーンの語法でMISIAの楽曲を再構成。
そりゃそうで、黒田卓也のユニットをそのまま持ってきているような感じのメンバーやからね。
個人的にはトロンボーンのCorey Kingが入っているのが嬉しかった。
この人、黒田卓也のユニットでも一度観たことがあるけど、すげえなと思ったよ。流麗かつ音が痩せることもなくトロンボーンっぽい音色。
ただ、Everythingは、オリジナルのバージョンは冨田ラボなので、あれはあれはカッコよすぎる。
Evrythingに限っては、オリジナルを凌駕する、とは言わないかな
(今回のもすごくいいんですけどね。逆に、オリジナルに迫るテイクができただけでもすごいことやなあと思うの)
大阪でのライブなのか、黒田卓也にMCをふった時の、黒田さんのMCが、一瞬たどたどしくてなかなかよかったです。
広島出身の大林武司さんも含め、MCいじりが、ややガチャガチャしているかなあとは思った。
でもまあ、ライブの盛り上がりを反映して。ピースフルな空間でした。
しかし、Blu-Rayのライブ映像版は、めちゃノリノリでかっこいいんだけど、
Everythingは、敢えてかなんでか、セットリストに入っていないのよ。
なんたる、お預け感!
うなぎ懐石頼んで、最後にうなぎが出ると思って腹あけて待っているのに、うなぎでてこない。
みたいな感じでした。