- 作者: 峰なゆか
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2018/11/28
- メディア: Kindle版
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オシャレな人って思われたい!
心の叫びですな。
僕もオシャレな人って思われたいです。切実に。
「センスがある」って、金があるとか、権力がある、というよりも何よりも、モテに直結すると思わん?
ちょっと売れた女流漫画家が、オシャレにも一家言持ちたい!というのは、もうこれは宿痾のようなものなんだと思う。
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/16
- メディア: 文庫
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東村アキコ 即席美人の作り方
- 作者: 東村アキコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/09/13
- メディア: コミック
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他にもおおたうにの著作とか、なんやかやオシャレにフォーカスを当てたやつはいくつかある。
少女漫画は、まあ男性を対象とする漫画以上に服とかに気を遣う必要は、まああるだろうし、そういう素養も磨かれるんでしょうね。
司馬遼太郎が「街道をゆく」書くみたいに、少女漫画は自分の取り入れた体系化された知識を披露し、功成り名遂げた自分のセレブっぷりをちょっと自慢したい、というのが、動機ではないかとは思ってる。
もとAV女優の峰なゆか、自虐と自意識のバランスの空気を読むのにたけていて(むしろ、読みすぎているとは思うが)、そのあたり、読者がイラッとしないところに着地させているのはさすがだけれど、大体の主張は「アラサーちゃん」と一緒で(そりゃそうだ)、全部読んでる自分にとっては、あまり新鮮味がなかったのは事実です。