半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

栗コーダーカルテット『笛社会』

笛社会

笛社会

仕事場の女性(この人は昔楽器店でバイトしていたことがあり、わりと音楽に詳しい)に最近のおすすめない?と訊いてみると、「栗コーダーカルテット!聴いたことないけど」という回答があったので、Amazonにて注文してみました。ジャケのかわいらしさでこのCDを選びました。ジャケットは佐藤雅彦デザインです。

栗コーダーカルテットは、他の楽器がメインなんだけど、笛(リコーダー)もできる人達のユニットです。
NHK教育の「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置の時に流れている音楽、みたいな、というか、あれがまさに栗コーダー

 このCDは全部オリジナル曲ですが、曲名のネーミングセンスはどことなくGontitiっぽいです。
 曲の印象はどれも「かわいらしい」のひとこと。いわゆるポップスのリズムではなく、クラシックの室内楽のような格調の高さがある。彼らが名を馳せた「帝国のテーマ」とか「Highway Star」とかでは「脱力ピコピコサウンド」という雰囲気さえしたが、このCDでは、オリジナル曲なので、アナログピコピコサウンドというよりはクラシックに聞こえますね。ちょっと明和電機っぽい感じもしますが。GOLDEN☆BEST ALL OF 明和電機


でも、CD一枚謹聴するって感じにはならないなあ。