- アーティスト: 矢野顕子,ジェフ・ボバ
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1999/08/04
- メディア: CD
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中古で安かった。
矢野顕子というとだいたい、真っ白な空間の中で、グランドピアノを一人弾いて、もの凄く濃い自分空間を作り上げる人というイメージを想像してしまいがちですが、バンドでやっているやつも、結構いいんですよね。
僕は自分の音楽的素性との親和性というものもあるんですが、矢野が渡米して、トニーニョ・オルタとかとやっている頃が一番すきです。YMOの辺りの人達とからんでいる初期のはよくわからない。
このアルバムも「独りピアノ」ではなく、多少バンド的作り込みをされています。しかし、バンド、というには中途半端でありまして、正直言って、ちょっと電気指数が高すぎて、矢野顕子のヴォーカル力が活かされていないように感じられる。
『となりの山田君』のテーマが入っていますが、これはいい。ジブリは、時々、いい選曲をすることがありますね。安田成美の『風の谷のナウシカ』だけはいかがなものかと思いますけれども。
でもこのトラックだけ、プロデュースが別だそうです。じゃあこのトラック以外のアルバムの意義って…