阿刀田高『ナポレオン狂』

ナポレオン狂 (講談社文庫)

ええと、これも当然古本で購入。
阿刀田高というと、ギリシア神話とかの紹介エロ小説とか書いている人という印象しかなかったんですけど、これは初期の短編集。

ううむ、この読み味は、日本っぽくなくて、ちょっとバタくさい感じがある。奇想天外なお話。ＳＦ≠サイエンスフィクションじゃなくて、ＳＦ＝すこし不思議（by藤子藤雄)だよな。感心しました。

　個人的には若奥さんが段々妖艶になっていく話に惹かれました。
　どんなオチじゃあ。