文庫化されているのを見つけ購入。これも惰性で買っているような。これ全部処分しちゃうと本棚はずっと空くのに。『続きもんは捨てにくいの法則』により不良債権化。
基本的なコンセプト、言霊や怨霊信仰については異論がないのです。古代史に関しては結構梅原史学とかとかぶっていたが、室町時代のあたりは一般書に良い本がないので、ちょうどよいガイドであると思う。
高校の時の日本史の先生も、室町時代はとても重要だといっていたのを思い出した。日本を3つの時代にわけるなら、室町時代でひとつの区切りで、現在(1980年以降のポストモダン)をもう一つの区切りとすべきだ、と言ってたっけ。
それにしても裏表紙の著者近影、どうしたんだ。「厳格に訊け!」みたいになっちゃっているぞ。