オススメ度 80点
こんなジャンルもあるんだ!度 100点
マインドマップとかノートのとりかたとかも、いろんなTIPSがあるじゃないですか。
この辺りも結構いろんなものを読んでいるけど、僕は整理が絶望的に苦手で、入れた知識さえも整理できていないので、みなに紹介することができないのが悔やまれる。
ただ、会議のまとめ、会議のアジェンダを、ホワイトボードのようなものに板書するやり方を工夫して、よりわかりやすく、意見を共有することで新たな意見を啓発する方法、それがグラフィックレコーディング。
この方は、世界のいろいろなチームファシリテーションを勉強してオリジナルなスタイルを作ったみたいだ。
参考文献:
ビジュアル・ミーティング 予想外のアイデアと成果を生む「チーム会議」術
- 作者:デビッド・シベット
- 発売日: 2013/04/19
- メディア: 単行本
日本人は、頭は悪くないけど、言葉による論理構成は苦手な人は結構いる。
だから、こういう形で、見える化=ビジュアライズすることで、ストンと腑に落ちる人は結構いそうだ。
こういうのって、絵がヘタだとなかなか難しいものだと思うけど(僕もそうだ)一応この本では、簡単にかける絵、記号化された絵の描き方から触れていて、非常に親切ではある。
ただ、そのアイコンですら、まあまあ絵がうまくないと描けないという事実はあるよな。
この方の成果物も、会議でそのまま描くスピード感が大事で、お世辞にも綺麗とは言えないけれども、でも俯瞰して見るとやっぱり整っているんだよね……でも、絵心も歌心もなんにしろ、才能もあるけど、才能なくても反復してやっていると身に付くものでもあるのだ。
教科書の隅っこに落書きするのが得意だった人は、多分このGraphic Recording向いていると思う。その才能はしばらく社会人で生かされることはなかったかもしれんが、会議でやってみたら、いいかもしれない。