半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

T-Bone Walker "T-Bone Blues"

T-Bone Blues

T-Bone Blues

 そういえば最近音楽聴いていないなと思って、晩ご飯を食べるちょっと前に、久しぶりにCDプレーヤーに手っ取り早く近くにあったCDをつっこんでみた。買ったのはいつだったか憶えていないが、確か島根に居るときだったんじゃないかな。
 ご存じの通り、ブルースギターの超大御所の作品なわけですが、なんだろう、これは飯食う前に聴いているからか知らんが、やたら腹が減る。胃酸がどんどんでる。腹ペコに合ったサウンドだ。
 やっぱり奏いている人自身が腹ペコ感を醸し出してるようなんじゃないと、腹ペコというシチュエーションには合わないのかもしれない。

 このジャケ写を見て御覧なさいよ。この表情。なに考えているかわからないけど、南北問題とか、環境問題とか、哲学とかではないことは確かで、多分「おにく!」とか「お酒!」とか「おっぱい!」とかですよ。

 たとえばさ、ボサノバとかって、ぶっちゃけた話インテリミュージックやん。ジョビンとか、ええとこのボンやん。満たされてるやん。ボサノバ聴いてもそんなに腹ペコな感じにはならんもんな、やっぱり。

 おそらくであるが、音楽にはAdrenergicなものとCholinergicなものと二種類あるのではないかと思う。交感神経優位にさせるのと副交感優位にさせるものと。T-Bone Walkerは多分Adrenergicなものに入るのだろうと思う。