- アーティスト: セイゲン・オノ
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 1994/11/15
- メディア: CD
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オノ・セイゲンは初めてなんです。坂本龍一などを手がけている録音制作家。
音韻的な意味づけよりも音響的な意味づけを重視しているのだろうか、とか思って家で一生懸命音を大きくして聴きました。
今時のジャズのような複雑さではなく、割とプリミティブなコードによる単純なメロディーが印象的でした。(おそらく、純正律での響かせていたのではないかと思う。よくわかりませんが)音も、そういう感じの、あまりごりごりしない生楽器が主。
それししても、この1993におけるモントルーのオノセイゲンというのは、同時代性の熱気にマスクされていない現在の立場からどう評価すべきなんでしょうか。もっとはっきり言ってしまうと、冷めてもうまい料理なのか、ということ。
これのライブに幾らまでだせるだろうか。2000円。大丈夫。4000円はちょっと躊躇する。7000円。僕なら止めとく。20000円。多分行く。ひと言で言えば、そういうこと。
Adrenergicな音楽というよりはCholinergicな音楽。
あと、村田陽一がいい仕事をしていました。村田氏はプロジェクトに対する自分の立ち位置が絶妙だなあといつも思います。