- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: DVD
- クリック: 12回
- この商品を含むブログ (64件) を見る
で、『タワーリング・インフェルノ』と『ポセイドン・アドベンチャー』は遅れてきた世代ながら、大好きなのでした。この「めちゃめちゃ有名な俳優達が出演するディザスタームービー」というコンセプトは、日本でも試みられて、おそらく『八甲田山』に結実したのだと思います。これも大好き。
基本的にはリメイクには期待はしないクチですが、一応気にはなっていたのです。以前ブックオフかなんかで安かったので買った(確か700円くらいだった)のです。これが二年前くらい前の話ですが、前に赴任していた病院のロッカーにずっと死蔵されていたのです。このたび病院をうつることになり、荷物の整理をしていたら出てきたので、夜の空いた時間に観てみました。
ちなみに、ラジー賞『最低リメイク映画』受賞です。
…
しかし、まあ そんなにつまらなくはない。
ちょう豪華キャストのディザスタームービーだと、知っている俳優の顔がちらついて、ストーリーに別の文脈がちらついてしまうわけですが、そういうのがないので、先入観なしに観られるかなあと思う。
あと、昔のバージョンよりも生々しいというか、累々と死体が横たわっているのを踏み越えて進むという描写が、いかにも現代的な感じがしましたが、そのリアリティーのベクトルは間違っているような気もする。
ドラマトゥルギーとして、いいたいことはいっぱいあるけれど、とりあえず「運いいな〜こいつら」と思いました。