- アーティスト: Enya
- 出版社/メーカー: Reprise / Wea
- 発売日: 1989/01/10
- メディア: CD
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「エンヤだぁ!?お前何様のつもりだよ!」
「エンヤはやべえよ!」
マスター「エンヤはセックス10回した後だよな」
みたいなことを仲間にボロカスにいわれるのである。
これはたぶんエンヤの中でも有名盤なんですけれども、そういうことをぼんやり思いながら聴いてました。あー、木更津キャッツアイ、二個目の映画みてねえなーとか思いながら。
アルバム時代はそんなに印象には残りません。むしろ印象に残らないことを志向して作られたようにも思える音楽です。ひたすら、のどごしをよくするための企業努力。声中心に音作りがされているわけですが、黒人音楽のような律動に乏しく、風のようです。
こういうのはオーディオのグレードがいいと、より楽しめるタイプの音楽。アンプ繋ぎ直して、もう一度聴いてみよう。
しかし「癒し系」というくくりはどうかしらと今さらながら思うわけです。作り手サイドから出た言葉でないことは確かだ。大学の軽音時代の尊敬すべき先輩E崎さん(A崎さんといってもいいかもしれない)はこの「癒し系」という言葉が大っきらいなんですが、確かにこんな人を馬鹿にした言葉もあるまい。