- 作者: 五木寛之,塩野七生
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/09
- メディア: 文庫
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前から読んでみたいと思っていたのだが、古本屋で安く売られていたので、わーいラッキー(棒読み)ところでカラー写真の多い文庫って、ああいうブックオフ的古本店ではあんまり安くならない。
スノッブな雰囲気が大変によろしい。
僕は五木寛之氏の作品はあまり読まないが、塩野七生女史の本はここ数年で結構読むようになった。ローマ人の物語、コンスタンティノープルの陥落などの小説や、いい男になりなさいね若い男の子的なエッセイも読んでる。わかりやすい筆致なのに深いこと仰るので好きです。
しかし、この対談ではお互いのお洒落を褒めあったりしていらっしゃるわけです。んで、その写真も載っているわけですけれど。
い、いや、大変お洒落なんですけど、昔村上春樹の著者近影をみた時のようなショックが。
七生さん……あんなに明石家さんまさんに顔が似ていらっしゃるだなんて(嘆息)。
笑う時はやっぱ息吸うような感じ「ヒー!ヒ!」で笑わはるんかしら。て感じであります。でも確かに大変お洒落ではあります。つまり、上品なさんまさんやということやね。
それから五木寛之氏は、頭は滅多に洗わないらしくて、それが彼なりの健康法の一つだそうな。船井幸雄もそうだけど、自分の力で時代を切り開いた人の述べる健康論って、医者からみれば首を傾げたくなることが多すぎる。つーか、洗えよ、頭。
それから、五木氏のツイードのジャケットは確かにお洒落だと思いましたが、メガネは気にいらんです。別に流行を取り入れろとは言いませんが、ガチャピンメガネ、ノーズブリッジがダブルである意匠、自分は無理であります。