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学生の末期の頃に買ったような、押入に眠っていたのを発掘。
確かディジー・リース、BNトランペット7賢人の一人だったような気がするが、定かではない。そもそも7賢人ってだれだっけ。ルイ・スミスとか入っていたような気がする。
非常に素直なTp。ヨーロピアンな感じはあまりしない。
リズム3人が、「大将のためにやりまっせ」みたいな感じを出してくれて、つかずはなれず、自己主張しすぎずで、ホーンの持ち味をだそうとしている感が窺える。
ディジー・リースのラッパは、どちらかといえば膨らみの少ないエッジの効いたアタックが強い音で、ブルーノート特有のごりっとしたピアノに相性がいいように思う。フレージングは普通、無難といってもいいかもしれない。速いフレーズになるとハバードの様な「アクセルで曲げる!速いブレススピードで吹ききる!」みたいな感じのフレージングになる。訥々と吹くタイプではなく、フルバンで言えばセカンドくらいの音域で勝負するタイプだ。
で、お薦めかというと、まずまず。あえてこれを集める必要性はないけれど、僕は好きです。でも、手持ちCD300枚以内なら、もっといい買うべきものを買った方がいいような。