半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

将太の寿司

前回エントリの「寿エンパイア」の後、気がつくと1ヶ月以上空いちゃったなあ。

寿エンパイアの読み味で、過去の寿司漫画の金字塔、「将太の寿司」を思い、読み返していた。
実は将太の寿司にも続編があり、それはそれで読んだのだけど、今回はオリジナルの方。

将太の寿司。その後の寿司漫画のルーツとでも言えるジャンル開祖漫画とでも言えるだろうか。

しかし将太の寿司、辛いことや、赦し、癒されたりの時に、大粒の涙をぽろぽろとこぼす。
グルメ人情噺みたいな側面が強い。

あそこまで人情噺を前面に押し出すパターンは、正当後継者というと
蒼太の包丁、だろうか。これは大粒の涙をながしこそしないが、妙に目がうるうるしている漫画。
江戸の人情、的な感じでいうと一番読み味が近いかも。知らんけど。