角川ドワンゴ、ニコニコ動画の川上氏の経営論(俺はこう考えてるぜ、的なやつ)。
一言でいうと、渦中の状態から少し時間が経っているのである程度冷静に俯瞰できてよかった。
以下、備忘録的なメモ。
ゲーマーって、型破りだけど、柔軟な発想で、優秀な人が多い。頭の回転が速い。
現代社会はルールが複雑なゲーム。ゆえに戦略はそれゆえに単純にならざるを得ない。
「ブルー・オーシャン戦略」。かんたんに超えられる山は、その先は血みどろの戦場(レッド・オーシャン)
真のヒットは、説明できないものから生まれる。「わかりそうでわからないもの」が感情を動かす。
無駄を切り捨てる時代だからこそ、無駄をやることに価値がある。
ネイティブが増えてきた業界は活力が落ちる。常連だけの世界は衰退の第一歩。
集合知としての今の社会全体のクロック数は速くなったといっても、パーツである個々の人間のCPUとしての性能は落ちているように見えます。
どちらかというと、「勝ち残る」タイプの企業家ではなく、誰も考えていなかった市場を発見する(ブルー・オーシャン)のに長けている人の、直観的な物言いは、再現は難しいものだとは思うけれども、含蓄があると感じた。