オススメ度 50点
ちょっとつるっとしすぎている度 80点
- 作者: 各務太郎
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょっと前に『漫画でわかるデザイン思考のすすめ』みたいなやつを読んで、デザイン思考をもう少し体系的に学んでみたくなった。
ので、タイトルにデザインとついているこれを買ってみた。
電通のコピーライターとして活躍してきた一方、ハーバード大学デザイン大学院にて都市デザイン学修士を修めた建築家でもあるという異色の経歴を持つ著者の視点から、 日本人が抱えてきた“デザイン"という言葉への誤解を紐解くとともに、デザイン思考の先を行く新たな手法の秘訣を紹介します。
ええと、デザイナーらしく、かどうかはわからないが、スペースの多い本でした。
わかりやすいとは思う。
・スクリプト、見立ての力
・デザインは意匠ではなく問題解決
・形態は機能に従う、形態はビジョンに従う
・ブレインストーミングは大事だが、結局は個人作業を行うことにはなる。
・見立てる力、ロールプレイング。因数分解。
バックミンスター・フラーの
The best way to predict the future is to design it
「未来を予測する最良の方法は、自分自身でデザインしてしまうことである」
は、確かにスッキリ男前な考えではありますな。
やっぱりティム・ブラウンの「デザイン思考が世界を変える」を読まないといかんか。
この本に関しては、ふわりと真髄が書かれているが、これくらいのほのめかしで、さっと頭に入り、明日からの自分の思考様式がアップデートされるほど僕は頭が柔軟ではないのかなあ、と限界を感じた。
もうちょっと体系的に書かれた複数の本を読まないと頭に入ってこないみたいだ。
(傷つくなぁ……)
今の自分のニーズにはなかった、と思うことにしよう。