- アーティスト: Jan Garbarek
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 1996/04/30
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (3件) を見る
ECMという音楽のジャンルがあります。
ウソ。
ECMというのはレーベルの名前なんですけれども、ジャズというか、現代音楽というか、そういうジャンルでは捉えきれないような音楽をリリースするのが特徴。そしてECMにはECMの雰囲気があるので、ECMというジャンルといって、あながち間違いでもないんです。
ハードバッパー志望のジャズ・トロンボニスト学生だった昔の僕にはECMサウンドは、敷居が高すぎた。高尚だとかそういうレベルではなく、単純に、買わなければいけないCDがいっぱいあったので、購買力をECMには向けられなかった。ゆえに敬遠していたわけですが、今、阿呆のようにCDを買うような生活になって、ちょっとECMも買ってみべえという気になっているわけです。というか、最近いいCDプレーヤーを買ったわけですが、そういういいステレオセットでECMを聴くというのは、嗚呼我おっさん道を歩みて遙か遠くに来にけりという気分ではあります。
しかし、ECMのアルバムは買いづらいなあ。どのアルバムがどんな感じなのかECM初心者にはさっぱり想像がつかないので、しばらくはめくら買いをしてみようかと思います。Jan GarbarekはKeith JarrettのMy songとかでもおなじみのにょろり〜んとしたサックスの人なので買いました。
なんかがちゃがちゃしていない民族音楽っぽいサウンド。ジャケのイメージと合わせて、『グラン・ブルー』って映画あるやないですか。あれの、子供時代はモノクロで描かれていましたが、あんな雰囲気。すごい空が晴れてる、すごい水が澄んでる。でも白黒。みたいな。凄いいいです。