- アーティスト: ビル・エヴァンス,ポール・チェンバース,ズート・シムズ,フィリー・ジョー・ジョーンズ,ジム・ホール,ロン・カーター
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2004/09/22
- メディア: CD
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僕は遅咲きのエヴァンスファンでして。
もちろんエヴァンスは学生の時分ジャズ研の頃から聴いていましたが、その頃は演奏に役立つかとかそういうのが優先し、二管三管のハードバップとかばかり偏り気味でした。一言で言えば自分で視野を狭めていたし、その頃の「ビルエバンスいい」と言ってはいたもののその自分の言葉には幾分かの欺瞞があった。
仕事を始めて楽器から手を離して始めてそういう呪縛から解放され、改めてビルエバンスの良さがわかりました。今まで何度も聴いたはずのWaltz for Debbyにしても、新たな発見があるんですよね。
ところで、エバンス、何を聴いたらいいんでしょうか。
基本のヴィレッジバンガード四部作は押さえて、あとインタープレイとか、アンダーカレント、あと行き当たりばったりで二三枚買っているのが今の現状。
もっと聴きたい。しかしフルコンプリートするほどの熱量はない。効率よく、いいものを聴きたい。虫がよすぎますかね。
というのは、つい先日名盤との誉れ高いソロアルバム『Alone』を聴きましたが、これは自分にはあわんかったです。宣伝されるものが必ずしも自分にいいとは限らない。
で、行き当たりばったりでもう一枚。というか、ジャケ買い。フィリージョーだし。
……これはいい。Aloneみたいに弾きすぎてないのがいい。もうちょっと聴きこんでみます。