表紙はなんか、手帖みたいな感じで、いい感じです。でも普通の印刷で、だまされります。
具体的な会計実務はすっとばして、企業のトップが押さえておくべき会計を重視した考え方の要諦がわかりやすく説明されている。この本ではそれを「会計マインド」と呼んでいるが、それはちょっと。(なんて据わりが悪い言葉なんだ!)。
僕たちは専門職なので、経理というものを仕事で担当することは今後ない。しかし年を経れば管理職に進む可能性はある。だからこうした考え方はとても参考になるのではないかと思う。というか、普通にわかりやすいので、読みやすいし。
薄いのでコートのポケットに入れて、ちょっとずつ読んでいた。
そこへ通りがかりの知人(♀)
「あ〜、あたしの彼氏もねぇ、そういうの好きでよく読んでるよ〜
雑学みたいなの〜 好きみたい〜〜〜」
(こういう括られ方が、一番俺は嫌いなんじゃっ!!!)
だいたいこの彼氏ていうのが、ちょっとアレな、ヒモチックな、まともに話もできないような外道で、そのような駄目男と同列にされるのは我輩にとって多大なる屈辱ではあるのだが、件の知人にとってはその彼氏は頭のいい格好いい崇拝すべき存在らしいので、考え直して怒りを一割五分ほど割引しておいた。