モノが少ないと快適に働ける―書類の山から解放されるミニマリズム的整理術
- 作者: 土橋正
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/03/07
- メディア: Kindle版
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私なんて、ミニマリストから真逆の存在で、CDも本も捨てられない。いわゆるコレクター気質で本は数万冊、CDは数千枚レベルのやつ。*1。
3年前自宅を建てたときにも、4面の壁すべてを占有する書棚を有する書斎を作ってますし、CDはそれでもおさまらないので、プラスチックのケースを取り払ってCD本体と紙の部分だけ納めるやつに入れてる。それでも相当な量がある。
というので、それ以外のモノについても、基本的に捨てられなかったんですけれども、まあ仕事場も家も雑然とすること山の如しなので、最近はとぼとぼとものを捨てているわけです。
で、何度かこういう片付け系の本をみているのですが。
…いやあ、すっきりと片付いた書斎っていうのは羨ましいもんですね。確かにシンプルな思考とシンプルなアウトカムを目指すなら、構想空間もシンプルな方がいいのは確か。
整理が終わったら書斎も執務室も公開できればいいなあ。
しかしここ最近の文化的な潮流では、この本にあるような書斎から発信されたような言辞が主流を占めてるだけのことかも。
例えば、澁澤龍彦の書くようなものは、こんなシンプルモダンの中では生まれっこないようにも思う。衒学的な潮流があるかもしれない。
ただ平均的な教養レベルは年々下がっているから、その手のもんが今後うけるチャンスは期待できないのかもしれないなあ。
*1:とはいえ、何度も引っ越しをして、膨れ上がる蔵書に何度か捨ててはいるんですけれども