- アーティスト: Rigmor Gustafsson
- 出版社/メーカー: Act
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: CD
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このACTレーベルというのはスウェーデンかデンマークの、まあいうなれば北欧のレーベルなんですが、ここで買ったCDは、自分の好みとからあまりはずれがないので、最近ひいきにしています。
このACTレーベルで大きな顔をしているのがトロンボーンのNils Landgrenという男で、こういう歌手のプロデュースも手がけているし、自分も歌いますし、自分自身のファンクユニットも持っていたりと、もの凄い存在感がある。日本でいうと村田陽一と小西康陽を足したような存在、はさすがに言いすぎかしら。でも大きな地位を占めてるのは間違いない。音楽的にも引き出しが広い感じ。
このジャケで、ハンドパワーみたいなポーズを決めているおっさんが、そのLandgrenです。「後ろから、操ってるで〜」とでもいいたいのでしょう。実際そうなんですけれども。このアルバムでは何曲かtbを吹いて何曲かはデュエットみたいな感じで唄ってます。Rigmorもいいんだけど、Nils Landgrenのボーカルもハスキーなテノールで結構いいんだよね。サウンドは、一言でいうと、AORっぽい、クールなサウンド。
Makin' Whoopeeなどは、スウィングっぽくやるのが普通ですが、自らのfunk unitでの得意パターンですが、クールな16ビートで大層格好いいです。他の曲もいい。
Rigmorは、なんか、大変そうに切なそうに唄うけれども、ビョークの唄い方よりは、もうちょっとねっとり具合がすくないような感じの唄い方をします。上手です。