2004-09-16から1日間の記事一覧
ああ、これ、つらいなぁ。落ち込んでいるときに読んだら自殺のきっかけになるかもしれない。話はうまいと思います。
芥川賞受賞作。エッセイと小説はやはり少し違う気がする。 自堕落貧乏生活を陽性に書き出したものが『くっすん大黒』とすれば陰性に書いたのが『きれぎれ』であるだろう。芥川的にはやはりこういった『きれぎれ』の方が向いているのね、と思ったりもする。 …
引き続いて町田節エッセイ。ワン、アンドオンリーだよなー。
司馬遼太郎の箴言集、というか抜粋。上澄みだけをとったようなもの。
文庫本が出るまで待っていたが、ついにナンシー関 X-dayまで辿り着いてしまった。先を見ないようにして、足元だけをみて一歩一歩歩いていたのに。ワールドカップの回でおしまい。これは、僕も覚えていた。 初めのあたりではフードバトルに関する話題ばかりで…
一つ一つの巻は小振りにしているお陰で、読みやすいが、なかなか進まない。この三巻分で単行本一巻分だものなぁ。
内容はいつも通り。それにしてもなぜこの本はこんなに字が小さいのであるか。
この人も著者近影で、「え!?」といつも思う。 こんな、さかなやさんみたいな顔だなんて。
こういう啓蒙書にしては、妙にアツい。
講談社現代新書にしては異例の厚さ。内容は極めて個人的な視点にもかかわらず、おたく界をほぼすべてを網羅出来ているというすごみ。著者近影は、ちょっとどうかと思うが。
面白いが、そろそろ文体に慣れてきたがゆえに、プロットの拙さが少々気になる。展開がすべて読めるのだ。
こういう総括を読んで、新しい選択肢を増やしているわけです。
精神科医の回顧録。 精神病というものは、「物語」の病であるがゆえに、精神科医が書くものはこうまでおもしろいのであろうか。いいなぁ。
こういうのが評価されて、押し上げられたんだねぇこの人は……というやつだ。 ルポルタージュとしてはよくできていると思うが、しかしグランドデザインを描かないと、改善は出来ないのだろう。ただ、目の前の悪徳を掘り起こすという行為は、失敗する。
今回は進化論そのものではなく、進化論にまつわる誤謬。統計学で我々が持っている間違った先入観を説明することに多くを割いている。楽しい本。 本人が悪性中皮腫にかかったときの予後予測に関する推論、そして、なぜ現代では4割打者がいないのかという推論…
ちょっと病気でダウンしているので、ここ一ヶ月で読んだ本などをまとめてみました。 本棚から溢れているので、これで片づけられるというもの。