- アーティスト: Asa festoon
- 出版社/メーカー: INTER RECORDS
- 発売日: 2002/05/22
- メディア: CD
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とはいえ、今あるAsa festoonとは違いこれは、ボーカルのAsaがキューバに行って、キューバの人達をバックに録音したものです。
サウンドはゆえに、割とオーソドックスなキューバンサウンド。 わかりやすい言い方をすると、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブででてきた老人達の枯れ枯れなサウンドです。ものすごい大人感のある演奏です。
一曲目のコード進行、ベタなハーモニックマイナーだけどすきだなあ。あ、作詞作曲はAsaさんだそうです。
Asaさんの歌が、この枯れた雰囲気に非常にマッチしているんですね。
いいアルバムだと思います。
但し、ジャケットはあまり好きではありません。(次作以降の方がスタイリッシュです)
うちの相方に言わすと、この作品が一番好きということですが、僕は『ナツハヨル』辺りが好きです。
というのは、学生ジャズ研的な例えでいえば、
上手い一回生のボーカルが4回生のバンドに(featuring XX的な形で)参加し、学園祭とかで盛り上がったのがこの作品。4回生が卒業して、二回生になり、自分で同回生同士でバンドを組んで自分のオリジナルサウンドを追及したのが次作以降、みたいな感じに思うからです。
これが一番いいというのは、ほめていないんじゃないかしら…という気もする。
あと、ジャケ内の写真にあるAsaさんは極めてフツーな感じでした。
ドラッグ感はなく、牛乳とか飲みそうな感じ。そして、もうちょっと牛乳を飲んでおけば良かったと思う(思春期に)。
というわけで、現在我が家では来客があると、さりげなくこのCDをかけることが多いです。音楽にあんまり興味のない人にとっては邪魔にならない。「これ誰?」と聞かれることを想定してかけているんだけど、まだリアクションがありませんなあ。