オススメ度 90点
ジャケのクソダサ度 20点
- アーティスト: スタン・ゲッツ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2015/11/11
- メディア: CD
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結局、誰のソロを好んで聴くか、というところに帰結すると、最近の僕は、Stan Getzです。
結局 Stan Getzに帰ってきた。
デクスターゴードンのような、オヤジギャグでもいいそうな泥臭さもなく、ハンクモブレーのような黒っぽさもなく、ちょっとツンケンしたところが、なんとなく好み。*1
歌ものの伴奏、テーマとソロの演奏、黒っぽさ、グルーヴィーさ、リズムの正確さ、フレーズの語彙、いろんな要素が混ざったなかで、Stan Getzが今の自分にはもっともしっくりくる。
これはJimm Rowlesという人をゲストに招いたStan Getzのアルバム。
なんちゅうことないGetzのアルバムです。ただ、それがいい。Kenny Baron とのDuoももちろん好きなんですけれども、落ち着いたなかでリラックスして吹きまくっている。
例えば Stan Getz at the Surineとかは、僕の好きなBob Brookmeyerがサイドメンに入っているけれども、どうもがちゃがちゃというか、かなりアップテンポの曲ではアクセルを踏んでいる感じがどうしてもある。このアルバムにはそれがない。それがいい。