- アーティスト: 吉田美和,GENE PAGE,中村正人
- 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
- 発売日: 1995/12/18
- メディア: CD
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今さらながら、うまいなあ、吉田美和は。
しかし、これ、ドリカムとどのような差異付けをしているのか、ちょっと疑問。バックのアーティストがえらく豪華なのだけれども、違いといえばそれくらい。音楽的方向付けは中村正人によってなされているようですし、逆にいうと、今現在のドリカムはこんな感じではないかと思うわけです。
あの当時にはドリカムとの差異付けには意味があったのかもしれない。今にして振り返ると、これがその後の西川くん外しの序曲となっているのだろうか。
ところで、西川君、まるで初めからいないかのような扱いであったりするわけですが、それもどうかなあと思うわけです(SMAPの森君もそう)。居たという事実は消せないと思うし、それを「無いこと」にするというのは、文革の時の「修正写真」というものもそうですが、きわめてアジア的メンタリティではある。
というか、これはそういう大きな話ではなくて、別れた男とばっさり切れるタイプか、ずるずると連絡を取るタイプか、とか、そういうレベルの話なのかもしれないなあ。あ、別にバンドの恋愛関係がどうとかそういうのではなくて、西川君が端からいないことになっているメンタリティは過去の男(または女)を切るメンタリティと同根のものなのではないかという話。