- アーティスト: CLAUDIO RODITI
- 出版社/メーカー: RESERVOIR
- 発売日: 2009/03/07
- メディア: CD
- クリック: 1回
- この商品を含むブログを見る
ま、普通にスタンダード中心の選曲で、大層聴きやすい。Double Standardsというタイトルで、うまいこと言っているような言っていないような感じ。
ロデッティ自身は割と50年代くらいのバップ・イディオム中心のフレージングだけど、音色とかタンギングはクラシックっぽい"トゥイー"という発音で、楽器の鳴りは明るくて軽い印象を受けます。
録音も、それを活かすクリアな録音。どちらかというとヨーロッパ風。
選曲は、好きなタイプです。Are You Real と、その前のボサノバの曲が割と印象に残りました。あーいい曲だなーと思って、MessengersのAre You Realを聴き直したくらい。あと、最後の曲So Whatで、トロンボーンのJay Ashbyが一曲だけソロをとっています。
そういう意味では、初学者〜中級者用のお手本になりそうな演奏と言えるでしょう。非常に常識的で、デーモニッシュなところはない。