"エル・デテ〜夏時間" Clementine

エル・デテ?夏時間

中古にて。
クレモンティーヌは、どこをどう切ってもいつもクレモンティーヌであり、うちにはクレモンティーヌのCDがいっぱいあるけど、どれがどれだか見分けが付かない。
　と言えば、凄く悪口のようだが、どのアルバムも心地よさを与えてくれるし、どれを聴いても、あまりはずれっぽいはずれがないのである。
　また、さらっとやっているように見えて、実はバックのサウンドも工夫が凝らされているのだ。僕がクレモンティーヌをどんどん買っているのも、スタンダードとかポップスのアレンジの妙を参考にしたいからに他ならない。

　ま、唯一当たりはずれがあるといえば、ジャケである。このジャケの写真は、やたら大きな帽子とサングラスで、50年代のリゾートファッションのようで、まるで加納マルタ(ねじまき鳥クロニクル)のような非現実感がある。

　日本版ボーナストラックでは、Pizzicato fiveの曲であるWeekendをやっていたりして、これはこれで面白いです。