- アーティスト: Jazztronik
- 出版社/メーカー: flower records
- 発売日: 2002/05/07
- メディア: CD
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スペイン語かイタリア語かよくわからないけど、きっとタイトルは "Number 1"だろうと類推。
これが第一作なんでしょうか。
このアルバム、正直あまりいただけなかったです。「好き嫌いをなくそう」といいましたが、そうはいってもジャズ的な文脈で音楽を聴くことに慣れきっているので、アドリブっぽい部分などはどうしてもジャズ的な評価をしてしまう。ジャズ視点では、ソロは瞬発力がなくてぬる過ぎる。フレーズがどうこうっていうんじゃなくて、スムースジャズのソロと同根の熱量の乏しさがある。「所詮は埋め草」的な。
テクノ的な語法に関しては、語る資格は自分にはないと思いますが、さすがに初出が1998ですから、いささかの陳腐さを感じます。インディーズですし、機材的にも制約があったのかなあと思ってみたり。こういう音楽はジャズと違って機材にカネ掛けると音が違うし、技術的な進化も早いですからね。
というわけでこれではJazztronikの評価は出来ないように思うので、もう少し他の聴いてから判断したいように思います。おすすめは何でしょうかね。
余談ですが、"ぬーめら うーの"て言葉は 「ぬーめらうーめら」にかなり似ているような気がします。
知ってます?ぬーめらうーめら。
楳図かずおの『神の左手悪魔の右手』に出てくる、消しゴムで作った神様。