- 作者: 上野千鶴子,富岡多恵子,小倉千加子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1997/09
- メディア: 文庫
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フェミニズム的な攻撃というと、たとえばガチガチのマルクス主義者がブルジョワジーを弾劾するようなのが想像されるが、この鼎談はそういった無骨なものではなく、むしろアイロニカルであったりする。
鈍器よりも刃物。もう、3人とも鋭すぎて、ズバズバ斬られちゃっていて、おもしろいやらこわいやら。
内容としてはかなり深いところまで論評しているのに、こんなに面白いのはさすが。いまさらながら、読んでおいてよかった。