TSUTAYAにて。
タイのバレーボールスポコン映画なのですが、主人公達はみなゲイ(というか、ニューハーフ)というところ。
なんでしょう、なかなか感動的でしたね。筋はスポ根ものですし、「少林サッカー」と大してかわりません。
試合部分は、カットバックを多用してバレー技術の拙さをカバーしている印象。あれ、引いた画面で撮ったら、あんまりうまくないだろうなぁ。
一人、完全に性転換しているという人がでていたのですが、とても綺麗なのでびっくり。
というか、最後までみて、これが実話であることを知り、二度びっくり。
実話かい!
- 実際の国体でのリアル試合風景もでてましたが、エースアタッカーは腕が振り切れていて、かっこよかったっす。
- 一人、冒頭に登場して、決勝戦でもでてくる「うまいけどゲイ嫌い」のバレー選手は、高角度スパイクを決めていたし、背も高いし、きっと本当の選手に違いない。きっとタイでの川合俊一みたいな存在なんだ、と思うことにした。
- 「妙な三つ子」というのがでていたが、ちょっとリットン調査団の人に似ていた。なにしているのかしら、リットン。岡山に住んでいたら、絶対にみることができないので。
- 西原理恵子女史の鳥頭紀行でも書かれていたが、なぜタイにはオカマ文化が存在しているのか。ゲイ、というよりはオカマ、なんだよね。あの辺の宗教事情とか、文化とかがああいうものを産み出す素地になっているのだろうか。性同一障害という言葉で一括りにするけど、ゲイとオカマはメンタリティーが全然違うし、普遍的なものなのかどうか。
それにしても、プリシラといい、これといい、僕は結構オカマ映画が好きなことに気づいた。
不眠症です。