半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

アタック・ナンバー・ハーフ

 TSUTAYAにて。
 タイのバレーボールスポコン映画なのですが、主人公達はみなゲイ(というか、ニューハーフ)というところ。
 なんでしょう、なかなか感動的でしたね。筋はスポ根ものですし、「少林サッカー」と大してかわりません。
試合部分は、カットバックを多用してバレー技術の拙さをカバーしている印象。あれ、引いた画面で撮ったら、あんまりうまくないだろうなぁ。

 一人、完全に性転換しているという人がでていたのですが、とても綺麗なのでびっくり。

というか、最後までみて、これが実話であることを知り、二度びっくり。
実話かい!

  • 実際の国体でのリアル試合風景もでてましたが、エースアタッカーは腕が振り切れていて、かっこよかったっす。
  • 一人、冒頭に登場して、決勝戦でもでてくる「うまいけどゲイ嫌い」のバレー選手は、高角度スパイクを決めていたし、背も高いし、きっと本当の選手に違いない。きっとタイでの川合俊一みたいな存在なんだ、と思うことにした。
  • 「妙な三つ子」というのがでていたが、ちょっとリットン調査団の人に似ていた。なにしているのかしら、リットン。岡山に住んでいたら、絶対にみることができないので。
  • 西原理恵子女史の鳥頭紀行でも書かれていたが、なぜタイにはオカマ文化が存在しているのか。ゲイ、というよりはオカマ、なんだよね。あの辺の宗教事情とか、文化とかがああいうものを産み出す素地になっているのだろうか。性同一障害という言葉で一括りにするけど、ゲイとオカマはメンタリティーが全然違うし、普遍的なものなのかどうか。


 それにしても、プリシラといい、これといい、僕は結構オカマ映画が好きなことに気づいた。

不眠症です。