- 作者: 浅田次郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2000/11/15
- メディア: 文庫
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最近の装丁は、えらくツルツルしていますな。このタイプの紙は、広げて時間が経つと、反ってきて、紙にへんな癖がつくんですよねー。
東京の不良高校生ってこんなんだったのか、という昔話としては面白いけれど、さすがに育った時代が違い過ぎている自分の心には響かないなあと思った。
なんか、浅田次郎の小説は、というか浅田次郎は、自分と違いすぎる。んだと思う。
相方(当然、女性)も読んでいるわけですが、当然興が乗らず、全然はかどらない。
とはいえ、連作短編集の最終篇では、ぐっとくるものはあったよ。なんか着地感がよくて、やっぱりうまいなあと思いました。この前読んだ『天国までの百マイル』よりはずっといい。