- アーティスト: Tower Of Power
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 1992/11/10
- メディア: CD
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中古屋でなんとなく買い、なんとなく聴いた。
実はこれがデビュー作なんだそうな。
よく、処女作はある種集大成であるといったりもしますが、えらく完成度が高すぎるせいか、このアルバムにはあまり第一作目感がないです。最初から、えらく完成されている。
普通は、作風が安定するまでには時間がかかります。
例えばゆうきまさみとか、『究極超人あ〜る』とか、(もっとまえの、ヤマトタケルとか)と今のとでは随分と画風が違ってて。あーるの途中くらいから絵は安定したわけです。逮捕しちゃうぞの人だってそうだし、そうでないのははじめの一歩の人くらいなもんです。
TOPは、ま、まったくの駆け出しのミュージシャンではないからかもしれませんが、そういったケツの青さが全くないような気がします。第一作目からして、まさしく平均的なTOPのアルバム。偉大なる金太郎飴といってもいいかも知れない。
正直にいいますと、このアルバムはアルバムとしての起承転結が希薄なようにも思いました。Back to Oaklandの方が好きかなあ。