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レギュラードラマになる前の第一回。
いつものクドカンファミリーが揃っている。ここまでキャストが同じだと、別のドラマには見えない。しかし、同じ俳優陣を使うメリットは、脚本・演出の意図を伝えやすいことで、ドラマが作りやすいのか、えらくスムーズである。
西田敏行は異常にうまい。ちなみに鶴瓶も出ているが噺家の役ではなくてよかったと思う。噺家がまずいのか演技がまずいのかみたいな、微妙な思いを味わわずに済んだ。
それから、伊藤美咲の方言はなんかそそりますな。
しかしこのニセ方言が、図に乗らせ、『危険なアネキ』でのありえない方言につながったのだと思うと複雑な感があります……。
阿部サダヲはいつもながら、最高のトリックスターぶり。嘘くさいテレビ芸人。
「タイガー、タイガー、じれっタイガー!!」から始まる、一連のハイテンションさぶいギャグに爆笑。
しかし、最後の、「チャカカーン!!」の元ネタがわからない。あれ、元なんなんだろうなあ。
でも、ようわからんけど、爆笑させられてしまう。