半熟三昧(本とか音楽とか)

半熟ドクター(とはいえ気がつくと医師20年選手だけど)の読んだ本とか音楽とか

『Smappies Rythmstics』

SMAPPIES~Rhythmsticks

SMAPPIES~Rhythmsticks

いや、いつも借りては後悔するんですけど。なぜか3回も借りてる。

 簡単に言うとSmapのバックバンドには超一流どころのミュージシャン(僕はジャズ研的な倶楽部に所属していたので、特にお手本にするようなミュージシャン)が沢山出ており、そういう人たちで、ボーカル抜きで一枚作ってしまいましたーというアルバム。

 とにかく、みんな超絶技巧だし、金かかってるし、すごいんですけど、そうやってすごいものをすごく積み重ねた挙句に出来上がった、そびえ立ったものを見上げて、なんかむなしさを感じてしまうのは私だけでしょうか。

 私の同期の先生は車好きで、一生懸命お金を貯めてアルファロメオのいいやつ(166)を買ったのだが、アルファロメオのいいやつって、微妙じゃない?もちろん走行性能もいいだろうし、カンフォタブルでラグジュアリーでもある。けど、なんかね、微妙。形とか。156辺りのほうがなんかこじんまりはしてるけどまとまっている様に思える。

 で、彼はいつも飲み会で、先輩に「○○君の車、格好いいか〜ぁ?」と絡まれるのだ。
 それは単にその先輩の酒癖が悪いだけだが、でも確かにそうなのだ。

 Smappiesも、なんかそんな感じなのである。

 そやけどね、さすが一流ミュージシャン達の集まり、部分部分は勉強になるようなところが沢山あって、しばらく経つとなんか聴かなきゃいけないような気になるんだよなぁ。